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高配当ETF投資 おすすめ銘柄 メリット・デメリットなどについて解説

お金・投資

投資を検討している方で、投資がなかなか始められない理由として、どのような投資手法があるのか分からずに、あれこれ調べるのに疲れてしまって、始める以前に力尽きてしまうというケースも少なくないのではないでしょうか?
今回は、そんな方に向けて、自分も投資を行っている高配当ETF投資について少し解説して、ぜひ、投資を始めるにあたってお役に立てればと思います。

高配当ETFとは何?

ETF」とは、「Exchange Traded Fund」の略で、日本語では「上場投資信託」のことです。
これに「高配当」が付いているのは、ETFの中でも配当利回りの高い株式であるということを意味して「高配当ETF」と呼ばれています。

米国のETFであれば「NYダウ」や「S&P500」等、日本であれば「日経平均株価」等の指数に連動するように運用されている投資信託であり、1つの投資先で複数の企業に分散して投資することができるものです。
1つの投資で分散投資ができることから、個別の株に投資するよりもリスクが低いことから、投資を行う人に人気の投資先となっています。

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高配当ETF投資のメリット・デメリット

1つの投資で分散投資が可能でリスクが低いとはいえ、やはり、投資ですのでリスクもあります。
そこで、高配当ETFのメリットとデメリットについて解説していきたいと思います。

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高配当ETF投資のメリット

高配当とは配当利回りがよい株式のことです。配当利回りとは以下の計算式で表すことができます。

配当利回りの計算式

配当利回り(%)=1株当たり年間分配金額 ÷ 1株あたりの株価 × 100%

株式において、平均的な配当利回りは1~2%です。①高配当ETFの配当利回りはえ3%~5%と高いものが多く存在します。また、②株価暴落時に高配当ETFは安定した値動きをするということも実績から分かっています。

①、②のことから、高配当ETFのメリットの一つとして、市場経済の状況にあまり左右されず「収益が安定」して得られることにあるということが言えると思います。

また、株式を有しているだけで、特に申請の手続きなど無くても、あらかじめ定められた感覚に自動的に配当金が振り込まれるため、煩雑さが全く無いのもメリットだと思います。

高配当ETF投資のデメリット

高配当ETF投資のデメリットは、複数の企業の集合体で構成する銘柄はすでに成長している企業の株式が多く、ベンチャー企業のように急激に成長する可能性は低いため、①成長が見通しづらい点があります。
企業によっては、配当金をまったく出さずに、自分の企業の成長拡大のために資源投資している企業もあります。

一方で、配当利回りの高さは、株価が低いということを上述の計算式から読み取ることができると思います。株価が低くなると、銘柄によっては配当金の割合を減らす減配を行ったり、配当金そのものを無くしてしまう無配を行ったりするので、②配当金が減ったり、もらえなくなったりするリスクがあります。

高配当ETF投資おすすめ銘柄

高配当ETFとして、私がおすすめする米国の株式配当銘柄を紹介したいと思います。
ちなみに、日本の高配当ETFは、あまりおすすめできる銘柄が現時点では無いため、今後、新たにおすすめできる銘柄が登場したら余さず紹介したいと思います。

銘柄SPYDHDVVYM
運用会社ステートストリートブラックロックバンガード
ベンチマークS&P500モーニングスター
配当フォーカス
FTSEハイデ ィビデンド・
イールド指数
設立年2015年2011年2006年
直近配当利回り3.77%3.59%2.76%
直近の株価39.9ドル96.51ドル107.38ドル
経費率0.07%0.08%0.06%
銘柄数79社75社412社
連続増配年1年0年11年
投資対象S&P500指数に連動する
配当利回りの高い上位80社に投資
財務健全と
配当利回りの高い企業
配当利回り平均以上の大型株
2021年12月3日現在値

経費率が共通して安い点が特徴としてあります。
特に、「SPYD」は設定来の歴史は浅いですが、経費率が低く配当利回りが良く、株価もちょうど良い価格を維持している状態でおすすめの銘柄です。

実際に投資をするにあたっては、自分でしっかり投資先として妥当なのかよく調べて決めてください。

高配当ETFにおすすめの証券会社

高配当ETFの銘柄を購入するためには、まず証券会社を選択する必要があります。そこでおすすめの証券会社について紹介します。
まず、インターネットの環境が利用できれば圧倒的に口座を維持するために必要な経費を押さえることができるので、ネット証券会社が圧倒的におすすめです。その中でも以下の2社がおすすめできますので参考にしてください。

SBI証券 
SBI証券は、手数料が安いという点はもちろんとして、ETF銘柄を設定により毎月定額の積立てサービスを行っており、つみたてNISAを行う場合など大変利用しやすいです。また、住信SBI銀行との連携機能があり、米国銘柄を購入する場合、円からドルに両替したうえで購入を行うと、手数料を他のネット銀行や証券会社に比べてとても安い値段で購入ができるため魅力的です。両替は円→ドル、ドル→円と2回行うので、手数料が結構バカになりません。

楽天証券
楽天証券は、手数料が安く楽天ポイントによる支払いも可能です。また、楽天ポイントを使用して株が購入できる点も魅力的です。指値での注文を行える期間90日間と長く設定できるところも魅力的な部分だと思います。

iDeCoのおすすめ証券会社
iDeCoを始めるにあたって、まず最初にどの証券会社が始めるのかを選ぶ必要がありますが、どの証券会社がおすすめかについて紹介する記事です。

高配当ETF投資に向いている人

高配当ETF投資を行うにあたり、自分に見合った投資なのかどうかってよく分かりませんよね。高配当ETF投資は以下の特徴があると言えます。

高配当ETF投資の特徴

①値上がり益が弱い株式が多い。
②配当金により利益が確定する。
③キャッシュフローが予測しやすい。
④下落相場に強い。

上記の特徴から、高配当株投資は、安定した収入源を確保することを目的とした投資になります。したがって、ある程度まとまったお金が手元にある人に向いている投資であると言えます。まとまったお金があると、配当金の金額をより多く得ることができるため、資産を有効に活用する人向きと言っても良いと思います。

高配当ETFを売却するタイミング

高配当ETF投資は、配当金による安定した収入を得ることが目的ですので、基本的に確保しつづけることが重要だと思います。
しかし、配当金の金額が減額したり、無配当になったりしたときや、より良い高配当ETFが市場に出てきたときは、現在保有しているETFを利益確定して売却することを検討しても良いと思います。

まとめ

高配当ETFの特徴やメリット・デメリット、おすすめの高配当ETFの銘柄などについて解説して参りました。

配当金を定期的に得ることにより、安定した収入源の一つとして活用できる投資であることをご理解いただけたかと思います。この高配当ETF投資の恩恵を最大限に発揮するには、ある程度まとまったお金が手元にあることが理想的であります。
つみたてNISAや、支出を押さえて貯蓄を計り、よりまとまったお金を準備しつつ、この高配当ETF投資ができればプラスのキャッシュフローを得ることができるでしょう。

ちなみに、高配当ETF投資において、今は株価が高値が続いているので、私としては、あまり今は買い足すことはせずに、値下がりするタイミングを注視する時期だと考えています。

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