今回は、iDeCoを始めるにあたって、まず最初にどの証券会社が始めるのかを選ぶ必要がありますが、どの証券会社がおすすめかについて紹介していきたいと思います。
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証券会社比較のポイント
私は、選ぶにあたって平日に仕事をしながら投資を行うには、店頭に足を運んで運用を継続するというのが困難だなと思い、インターネット経由でできることを前提に探しました。そのうえで、証券会社を選ぶにあたり以下の点を比較しましたので、それぞれのポイントについて説明していきます。
- 手数料
- 取扱商品数
- サポートの充実
手数料
証券会社を選ぶにあたり、まずは手続きの都度発生する手数料により、長年の資産運用にあたり散りも積もればで負担が大きくなってきますので、重要なポイントだと思います。
なお、手数料には、口座を開設または他証券会社から資産を移管する際に発生する加入時・移管手数料、また、毎月、口座を管理するための手数料があります。ちなみに、最近はどの証券会社も運営管理手数料は取らずに経営している状況です。
証券会社名 | 加入時/移換時手数料 | 口座管理手数料(月額) |
SBI証券 | 2,829円 | 171円 |
楽天証券 | 2,829円 | 171円 |
大和証券 | 2,829円 | 171円 |
野村證券 | 2,829円 | 171円 |
松井証券 | 2,829円 | 171円 |
マネックス証券 | 2,829円 | 171円 |
取扱商品数
選択肢が多いほど自由度の高い運用ができることに加えて、投資したい商品が見つからないといった不安がありません。
初心者にとって、商品数が厳選されている方が選びやすさはあるかもしれませんが、長い目で見れば取扱商品が豊富な証券会社の方がおすすめです。
証券会社 | 取り扱い商品数 |
SBI証券 | 37本 |
楽天証券 | 32本 |
大和証券 | 22本 |
野村證券 | 32本 |
松井証券 | 40本 |
マネックス証券 | 27本 |
サポートの充実
ネットで完結する半面、記事を読んでも分からないケースもありえますよね。そんなときには、当然利用の窓口に電話をして問い合わせることが必要となってきますが、自分の仕事やプライベートのスケジュールに無理のないよう利用したいものですよね。そういった点でやはり土日祝日や、早朝や夜間も対応してくれていると助かります。競合各社の対応は以下のとおりで、この辺りで差が出てくるのではないでしょうか。
証券会社 | サポート体制(コールセンター) |
SBI証券 | 平日8:00~17:00、土曜・日曜8:00~17:00 ※祝日、年末年始を除く ※土曜日、日曜日は新規加入のお問い合せのみ ※24時間対応のAIチャットあり |
楽天証券 | 平日10:00~19:00、土曜・日曜・祝日9:00~17:00 ※24時間対応のAIチャットあり |
大和証券 | 平日9:00~20:00、土曜・日曜9:00~17:00 (全国の窓口でも受け付けている) ※祝日を除く |
野村證券 | 平日9:00~20:00、土曜・日曜9:00~17:00 (全国の窓口でも相談を受け付けている) ※祝日、年末年始を除く |
松井証券 | 平日8:30~17:00 ※24時間対応のAIチャットあり |
マネックス証券 | 平日9:00~20:00、土曜9:00~17:00 ※祝日を除く |
まとめ
iDeCoの知名度も上がり利用者(2021年現在約210万人)も増えてきたことから、手数料に関しては、競合各社に差はなくなってきている状況ですね。
取り扱い商品数については、各社差があり、一時期はSBI証券が圧倒的な数を有していましたが、松井証券が充実している状況ですね。当然、数だけではなく、質も重要ですので、事前にさらに情報収集することが必要です。
サポートについても各社ユーザーのニーズに応じて土日祝日や夜間の対応を行っている会社、また、チャットであれば24時間の対応もあるなど、サポートも各社充実してきていますね。
私は、5年前にiDeCoを始めましたが、当時は手数料、商品数、サポート面いずれもSBI証券が素晴らしかったのでSBI証券で開始をしましたが、現在、各社のサービス体制が向上し、その差も少なくなってきている状況です。